こんばんは。
今日も暑い一日でしたね!
朝からレッスンに出かけていたのですが、ジリジリと肌が焼けているのが分かりました。
先日、わたくしの師匠が主宰しているケーエスミュージックにて「指導者のための指導法講座(チェルニー30番)」を、
受けて参りました。
チェルニーといえば、ピアノを専門的に学ぶ学習者なら必ずといっていいほど使う、エチュード教材ですね。
40番、50番と進んで、音大受験で課題曲として選定されているところもございます。
今回の講座は、アナリーゼ(作品解釈・分析)と指導法の両面からの講座でした。
指導者として、とても勉強になりました!
有効的な練習方法や活用方法など、新たな発見がたくさんありました。早速レッスンで使わせていただこうと思います。
そもそもエチュードは、本来テクニックを身につけるための曲ですが、みなさん「テクニックがある」とはどのようなイメージですか?
指が早く動く、音をはずさない、難しいパッセージもなんなくクリア…
と、一瞬技巧的なことを考えませんか?
もちろんそういうことも大切ですが、音楽の一番大切なことは、「表現をする」ということ。
ミスなしで、ただ指が動くだけではテクニックがあるとは言えません。
それなら機械が演奏すればいいことですよね。
人間が演奏するからこそ、音楽です。特にクラシックは近年使用されている電子音ではないので、なおさらです。
テクニックをつけるために技巧的な練習ばかりしていても、そこに音楽的な意志がない限り、弾けません。
ひとつのパッセージを弾くにも、音楽的表現を考えながら練習すると不思議と指も動くようになるのです。
そのためには楽曲分析も必要。
一生懸命練習していると忘れがちなのですが…(>_<)
生徒のみなさんには音楽の本当に大切なことを常に忘れないでいて欲しいですね。
Aiピアノ教室@東京/千葉