こんにちは(^^)
昨夜は久しぶりにコンサートに行ってきました。
@SUNTRYHALL
Piano Yundi Li
管弦楽 東京交響楽団
指揮 現田茂夫
Programは・・・
Chopin:ピアノ協奏曲第1番
Beethoven:ピアノ協奏曲第5番「皇帝」
10年以上ぶりに聴く生Yundi。
ずっと楽しみにしていました。
舞台に出てきた瞬間の印象は
「あれ?Yundiってこんなに細身で小柄だったかしら?」
しかし演奏が始まってしまえば、Yundiらしい華やかで透明感のある音色…かと思えば、憂いに満ちた歌いまわし。
「あぁ、これがChopinよね。」と思わずにはいられない演奏でした。
特にChopinのMov2は、心が締め付けられるような、そんなせつない気持ちにさせられて、涙が出そうになりました。
音楽で涙するなんて、Yundiの演奏が素晴らしかったのか、Chopinのメロディが染み渡ったのか、はたまた私が歳をとったのか・・・(笑)
理由は分かりませんが、とても幸せな時間でした。
また、BeethovenはChopinとはガラッと変えて、同じ「華やか」でも、Beethovenの方がシンプルかつ新鮮な音色で、響きの厚みがあって…
私はChopinよりもBeethovenの方が好きでした。
当初はChopinのピアコン2番の予定でしたが、Beethovenに曲目変更をされたようで。
YundiがBeethoven?全然イメージ湧かないわ…と思っておりましたが、最近は精力的に演奏されているんですね。
思いがけずの曲目変更に、なんだかお得な気分になりました♪
そして、もちろん鳴り止まない拍手・・・ソロが聴きたいな〜なんてちょっと期待していたら、弾いてくれました(^^)
これは名曲中の名曲。
知らない人はいないですよね?
生徒さんでも弾いたことのある人がたくさんいます。
そして、子供たちの憧れの曲。
実は私も来月、この曲を本番で演奏する予定で。
このタイミングで聴けたのは、とてもラッキーでした。
もう何度も聴いているこの曲も、Yundiに掛かれば、また違った曲に感じます。特にやわらかいPPの音が印象的でした。
あんな音が出せたら、どんなに素敵なんだろう。
ずっと聴いていたい・・・そんな演奏会でした♡
ただ、昨夜は客席にポツポツと空席も目立ち、御招待席も多かった模様。
15年前のショパコン優勝時の勢いからすると、すこし寂しい気もしました。
でも、私は15年前も今も・・・
やっぱりYundi Liが好き。
あのオーラに魅せられます。
また来日されたら聴きに伺いたいです(^^)
Aiピアノ教室@東京・千葉