こんにちは。
このあたりの生徒さんは今日が始業式でしょうか?
皆さん、夏休みを満喫されたようで、全国各地のお土産もたくさん戴いてしまいました。もう、我が家は年内はお菓子を買わなくていいくらい…(笑)有り難いです。いつもお心遣いいただき、ありがとうございます。
先週は夏休みを挟んで、2週間ぶりのレッスンでした。
私はレッスンの中で常に頭に置きながら指導しているテーマのひとつが、生徒さんの「自ら考える力を育む」ことです。
小1のAちゃん。
学校では担任の先生からしっかり者と言われているみたいですが、どうもお母さんが近くにいると甘えてしまうようで?私の問いに対し、分からず答えられないとき、すぐにお母さんの方に答えを仰ぎます。
先日も、もう何度もやっている「リズム打ち」の拍子の数え方を忘れてしまったようで、お母さんの方を向きました。
そこでお母さんも、すぐに「こうでしょ」と、答えを教えてしまったのですが。
私はそれは良くないとお伝えさせていただきました。
まず、すぐ答えを教える前に、本人に、思い出させる・考えさせるという段階がとても大切です。
すぐに答えが分かると覚えてしまうと、覚えられるものも、覚えなくなりますし、何より考える力が育ちません。
これはピアノに限らず、お勉強でも同じことが言えるかと思います。
何らかの答えを導く際、頭を使って、一生懸命「自分で」考えること。これが後々、その子自身の力になっていきます。
すぐに答えを教えてしまった方が、こちらとしても簡単ですし、楽ですが、多少時間がかかっても、本人にじっくりと考えさせる。それでも答えが出ない場合は、少しずつヒントを与え、答えに導かせる。そのステップが大切だと思います。
ぜひ、おうちでの練習や学校のお勉強でも、意識してみてくださいね。
Aiピアノ教室@東京・千葉